一時期大幅に減った公共工事ですが、最近増えてきた傾向があるようです。景気浮揚策としては大歓迎なのですが、その工事の入札において原材料費の高騰や人員を確保出来ないなどの理由から、入札自体が不調に終わるケースがあるようなのです。これではせっかくの景気上昇のきっかけがつかめずに「絵にかいたモチ」に終わってしまいます。原因は円安もありますが、特に「人」の部分が大きいと感じます。産業の流動化は論ずるのは簡単ですが、実態はかなり厳しくハードルが高い上、チャレンジした分得られるものがあまり無いのです。人を大事にしてこなかったツケが出てきている時期かもしれません。どうせやるならだれもが喜ぶようなものを作ってもらいたい。ただただそう思うだけですね。